2024.10.31
忙しくてもすぐできる!お手軽エクササイズ vol.1「朝 3 分、座ったままストレッチ」
肩こり、むくみ、寝起きのだるさ。うっすら不調に悩む人も多いはず。運動すればいいのはわかっているけど、忙しくてなかなか…そんな人におすすめの、短い時間で簡単にできるエクササイズをご紹介。
初心者にもトライしやすい「さきヨガ」で知られるヨガインストラクター・西林さきさんに、朝スッキリ目覚めるストレッチ法を教えてもらいました。座ったまま3分かからずできるので、目覚めたらそのままベッドでできて習慣にしやすいのが特徴。
朝のエクササイズ習慣で、1日気持ちよく活動できる身体を目指しましょう。
★WelpaのInstagramでは、エクササイズをリール動画でわかりやすく解説しています。合わせてチェックしてみてください♪
❶伸びをしながら深呼吸(約30秒)
あぐらを組んで座り、両手を横についた状態から深呼吸しながら両腕をゆっくり上に上げていきます。
手を頭の上で組み、手のひらを上にひっくり返して、腕をなるべく上まで伸ばしてしっかり背筋を伸ばします。
深呼吸しながら、ゆっくりと腕を下ろして最初のポーズに戻ります。これを3回くり返します。
❷側屈&肩回し(約1分)
手を横についた状態から、息を吸いながら片方の腕を上げます。
息を吐きながら腕を上半身ごと斜め横に倒し、側屈の状態に。深呼吸しながら15秒キープします。(深呼吸3回分程度)
腕を後ろから前にぐるっと回します。ゆっくりと、深呼吸にあわせて3回ほど回転させて。1呼吸ごとに1回腕をまわすイメージです。反対側も同じように側屈から後ろ回しをします。
❸お腹を丸めて背中伸ばし→8の字回し(約1分)
胸の前で指を組んで、息を吸いながら手を上に向かって上げていきます。
息を吐きながら手を胸の前まで下ろしてゆき、同時にお腹全体を引っ込めて背筋を丸め、背中を伸ばします。
手を組んだまま、横に8の字を描くように腕を回していきます。ゆっくり深呼吸しながら3回程度。
手のひらをくるりと返し、ゆっくり上に上げます。
上まで来たら、最後にもう一度しっかり伸びをして、背筋を伸ばします。
さき先生からメッセージ
「今回紹介したストレッチは、肩から背中、特に肩甲骨周りを中心に上半身をほぐす動き。背中の筋肉は大きいので、動かすことで体全体の血行が良くなります。また肩甲骨の近くに褐色脂肪細胞という身体のヒーターの役割をする細胞が集まっていると言われているので、肩周りを動かしてあげると燃焼するパワーが出るんです。
寝たはずなのに疲れが取れない人、寝起きが悪い人や、肩が凝っている人、代謝を上げたい人には特におすすめのストレッチ。1分でも2分でもいいので、ぜひ継続してみてください。代謝スイッチをオンにして、1日を元気に過ごしましょう。」
●西林さき/ヨガインストラクター
「ヨガをみんなの日常に」がモットー。YouTube動画サイト「さきヨガちゃんねる」で紹介するヨガメソッドは初心者にもトライしやすいと人気で、登録者数は30万人を突破している。著書に『90秒でみるみる体が柔らかくなる さきヨガほぐしストレッチ 3STEPで心身の不調と体型の悩みをときほぐす』(マイナビ出版)がある。
●Youtube
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Staff Credit
Photography: Mihoko Sakamoto
Edit: RCKT / Rocket Company*